1.
Academyの目的
直方市の子どもたちに音楽創作活動の機会を提供し、子供たちが、ワクワク感を持って楽しみながら創作活動を体験することで、子どもたちの感性を伸ばし、子どもたちの無限の可能性を応援するために実施します。
そして、この本格的な音楽制作活動により、直方から日本の音楽業界の未来を担う子どもが育つことを目標にします。日本のトップレベルで活躍する音楽プロデューサー等が持つ音楽の知識や感性、音楽制作の技術を子どもたちに伝えるための事業です。
2.
事業内容
iPadを使って、DTM(パソコンと電子楽器を接続して演奏する音楽)や作曲・編曲、サウンドエンジニアリングの基礎を習得します。また、幅広い音楽知識(コード理論や譜面の書き方、様々な生楽器の知識など)を音楽プロデューサーやプロのミュージシャンから学びます。今回の活動では、子どもたちが考えた歌詞と曲に、本格的なスタジオにおいて、子どもたちが歌い、プロのミュージシャンたちとのレコーディングを行い、オリジナルの「自分たちのヒットソング」を作ることを目標とします。(全20回予定)

制作基礎知識編 6月~8月
 ・音楽制作の基礎を3か月かけて学びます。
 ・簡単なコード(3和音、4和音、分数コードまで)とリズムの成り立ちをiPadのアプリを使って
  学習します。(Korg Gadget、NI、iMaschine、Apple GarageBand予定)
 ・メロディやアイディアを歌って伝えるプラクティスも行います。
制作実践編 9月~12月
 ・応用力をつけながらみんなのオリジナル楽曲を作っていきます。
 ・最終的にどの曲を完成させるのかを決めてアレンジを行います。
レコーディング実践編 1月~3月
 ・アレンジを完成させ実際のレコーディングを体験します。
  このレコーディング期間にプロの演奏家によるワークショップも予定しています。
 ・メンバー以外の直方の子どもたちを指導して、コーラスというカタチで、レコーディングを行い、
  完成させることを予定しています。
3.
受講生(第1期生)
直方市在住の小学4年生から中学2年生までの11名
4.
指導講師
音楽プロデューサー
音楽レーベル A-HEAD RECORDS代表 堤 秀樹(ビクターミュージックアーツ所属)

八神純子のキーボードプレイヤーとして音楽活動を開始し、その後、小比類巻かほるのレコードの共同制作者として携わる。ビクターミュージックアーツのプロデューサーとして、MIYAVIをはじめFUZZY CONTROL、川上未映子等数々のサウンドプロデュースを担当。さらに、作編曲家として、ゴスペラーズや戸田恵子等の編曲を担当。2013年、拠点を東京から故郷の福岡に移し、後進の教育、特に「音楽を子どもの頃から普通に創っている子どもたちがいる街を日本中に作りたい」というコンセプトをベースに活動する「子供音」を主宰。
現在、福岡市においても、子どものための音楽アカデミーを開講中。
また、アーティストの発掘育成及び制作、映像や空間の為の音楽制作など、多岐にわたっる音楽プロジェクトを行っている。

事業総合プロデューサー
88Studio代表 伊佐 高吉

様々な文化・音楽イベントのプロデュースを手掛け、ダンスをはじめとする子どもたちに優れた文化を伝えるために直方市において活動中。
5.
サポートスタッフ
HAKUさん、Leeさん、城島真理さん